「気が向いたら紹介しようか」と言ったものの、多忙を極める吾輩は時間的制約が少々厳しく、気が向いたときと余裕の時間が折り合わない。朝食一つとってみても、その調理時間は極めて長い。
それというのもまずコーヒー豆を挽き、野菜を切ってサラダをつくり、玉子、椎茸、ブロッコリーとウインナー、そして食パンにチーズ、最後にヨーグルトにコンフィチュールをドバッ等々話すだけで昼が来そうだ。それほど朝食にはついつい力が入ってしまうのだ…トホホホ。
コンフィチュール(confiture)とは何?
コンフィチュールはフランス語で、ジャムは英語だ。そもそもコンフチュールは砂糖や酢や油などで保存するという意味で、ジャムもその一部に含まれる。それにしてもコンフィチュールという言葉のニュアンスは、ジャムと違って実にいい。爽やかな甘さを感じさせるコンフィチュールという言葉が、フレンチをベースとした石田シェフが作るこの食べ物にぴったりだ。(…と飼い主の講釈がまた始まったニャン)
吾輩の冷凍庫には....
ブランディーの原材料を加え作られる無添加食品だ。無添加食品だから賞味期限も3ケ月と短く、今は売っていない。そんなコンフィチュールをこの時期に毎日食べていられるのは瓶ごと冷凍できるからにほかならない。それは販売元の吾輩だけの特権だろう。
自然解凍したその味は、びっくりするほど鮮度もよく、さわやかな甘さを保っている。
いちじくコンフィチュールの相性
いちじくコンフィチュールには、さまざまな食べ方がある。代表的なものは、吾輩が毎朝欠かさず食べるヨーグルトとの抜群の相性だ。酸っぱいヨーグルトもコンフィチュールのスーと消える爽やかな甘さに品良くおさまる。これは絶品ですゾ。他にもさまざまな相性の良い食し方があるのだが、またの機会のお楽しみということに。
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