2020年11月11日水曜日

あと12時間!! 路地ニャン公の『我等、尾道派』クラウドファンディングの募集期限が迫りました。


旅籠小路で数件の家屋が跡形もなく消えていた。路地で歯抜けはいただけないが、悪いことばかりではない。歯抜けの空間からは、1964年以前の歴史にはこの世に存在しなかった「尾道城」が見るのだ。いまや観光客にはシンボリックな尾道風景として、インスタ映えの対象となっているその姿を現し、キョロキョロ目玉を楽しませてくれる。そう思って旅籠小路を別名・城見小路としようかと考えたが、それができなくなった。石垣だけが残って、4階建の建物がなくなった!! 詳しく知りたい方は写真をクリックするか、このページでも見えますぞ。


   本日をもって募集終了の期限となりました。
        余すところやく12時間!!

#HITひろしま 

#輪になれ広島



2020年11月9日月曜日

アナログのリモート日帰り旅【秋の大山】計画


この時期になると、鳥取県の名峰・大山に行ってみたいと思うのだが、ひとり車を走らせるのは、何故かしらちょっとおっくうだ。そんなことを思っていたら、以前、この11月頃に一人で大山に車を走らせ、写真を撮っていたことを思い出し、探してみたら路地ニャンの旧サイトに載せていた。
昔へ旅するタイムトンネルを潜り、2006年11月13日に戻ってみたが、デジカメの性能はやはりひと昔と現在の明確な違いが歴然としているのではと思ったが、案外性能の良いデジカメを持っていたようだ。それにしても、大きな水車の写真を撮っているが一体どこか?旅の記録のなかに書き込んでいない。 



 募集終了日まで、あと2日になってしまいました。  
    皆様、どうかご支援ください!


#HITひろしま 

#輪になれ広島











2020年11月7日土曜日

画家・村上 選(尾道在住)の描く風景

 


作家・高橋玄洋と画家・村上選のお二人に共通する師は、尾道市名誉市民である画家・小林和作(1888-1974)と中川一政  (1893-1991)である。小林和作については、高橋玄洋著「評伝 小林和作-花を見るかな」(1985年/創樹社)をご覧いただければ、その人間的魅力が十分お判りいただけるだろう。
作家・高橋玄洋の画家・村上選への高評を一部紹介しよう。

選さんの作品の特徴はなんといってもホワイトの活用だろう。彼の白は色を薄める白ではなく色をムチ打つ白なのだ。その白には味があり瀬戸内特有の温もりを含んでいる。今机の前に大山の雪景がかかっているのだが、冬の大山も彼の手に掛かると雪の温もりとして四六時観る者の冷えた心を温めてくれるから不思議である。画家・村上選の描く風景をご覧いただくには、このページへどうぞ。



   募集終了期日は残りあと4日 ご支援ください!


#HITひろしま 

#輪になれ広島




2020年11月2日月曜日

今度は2匹から4匹、コロナ禍でも、互いを信頼し寄り添う猫。


家屋の前で何やら黒っぽい毛の塊らしきものが目に留まった。車を止めて、よく観ると猫の塊だとわかり、急いで車窓からiphoneのカメラを向けて、パチリ。
この写真をみると、どうやら猫の家族が防寒のために群がっていることがわかった。その数、4匹くらい、母猫と子猫3匹と吾輩は観た。この猫たちは、日頃は外に居て自由気ままな日常を楽しみ、水と食物だけはこの家屋の主に依頼するという自由契約(いわゆる半野良)の家猫なのだろうか。そんなことを想像しながら、吾輩はその場を走り去った。
その後、ふと今朝のテレビの国際ニュースを思い出した。その観たものとはこのページをご覧になればわかりますゾ。


 募集終了期日まであと9日になりました。

2020年10月31日土曜日

JTB総合提携店(株)ビサン ゼセッションの臨時休業日のお知らせ


皆さまには大変ご迷惑をお掛けしますが、引き続き営業日を週3日の(月)・(水)・(金)の平日(10:00〜19:00)とさせていただき、土・日と祝日は定休日となっております。さらに詳しい店舗情報などはこのページをご覧ください。

休業日および定休日では、0848-37-5317の留守番電話にご用件をお話いただくか、Fax.0848-37-5354 又は 路地ニャン公のトップページ一番下の緑地帯左側にある<路地ニャンにメールを送る>をご利用くだされば、後日、ご連絡申しげます。    

尾道・JTB総合提携店(株)ビサン ゼセッション



   路地ニャン公の『我等、尾道派』プロジェクト
    募集期限まで余すところ11日となりました。
        
どうかご支援ください!




2020年10月27日火曜日

尾道町を歩けば猫に当たるわけではないが、尾道の猫2



二匹の猫が喫茶店の入口のはめ込みガラスに顔を押し付けるようにお行儀よく並んで座り、中を覗き込んでいる!「何だ、何だ? お何か面白いことあるかな?」と思っていたら、一匹が吾輩の気配を感じたのか、フ〜ムと振り返ったが、中のことが気になって吾輩の存在を無視し、再び顔をガラスにぴったりつけて覗き込んだ。 そのわけを知りたい方はこのページにアクセスどうぞ。 



募集期限まで残り日数はあと14日。
上の路地ニャン公をクリックいただければ、プロジェクトの詳細がわかります。
ご支援くだされば幸いです。


2020年10月24日土曜日

尾道在住の画家・高田三徳の表現する風景とは



画家・高田三徳の絵には、通常の画家の作品のようなタイトルがない。殆どの作品は『無題』もしくは『Untitled』だ。彼がキャンバスに本領を発揮するのは、俗にいう具象か抽象かという区分からすれば抽象ということだろう。だが、吾輩はそれら全てを「風景」と呼びたい。
そしてその風景は、具象としての「風景」画という意味ではない。
画家・高田三徳がキャンバスに描き表現したい対象は、平面の中の物質感であり、彼の表現となる風景の魅力はその色感とその構成力にあるのではないか、とアートの世界でもド素人の吾輩は一人勝手に思っている。それにしても、彼の創り出す風景(平面や立体)は、吾輩にとっては、その色彩の美しさや清らかさ、それは自然の美しさに似て、何年眺めても飽きない魅力を放っている。その風景はこのページをご覧くだされい。



路地ニャン公の上記のプロジェクトは11月11日をもって終了となります。

ご支援よろしくお願い申し上げます!!

 

 



2020年10月16日金曜日

路地ニャン公の『我等、尾道派』プロジェクト10月16日現在は

 


広島県クラウドファンディング「観光応援」プロジェクトに参加した路地ニャン公の『我等、尾道派』プロジェクト、支援の募集期限まで余すところ26日。
このプロジェクトの10月26日現在の状況は、そしてプロジェクトの詳細をお知りになりたい方はこのページをご覧ください。

2020年9月13日日曜日

八坂神社に通じる小路に根付いた「喫茶オルタナ」

 


店主に店名の意味を尋ねたら、「型にはまらない」という意味を込めてつけた名前だという。店の名刺の裏側には、ちゃんとその説明が印刷されていた。オルタナは英語のalternativeからとっていて、日本では一般的に「代替えの」や「二者択一の」「既存のものに取って代わる」という意味で使われることが多いというが、「型にはまらない」「主流、本流に相対する」という意味もあるという。学生時代に社会学で学んだ中に唯一記憶があるSeinとSollen(ドイツ語)の、Seinという現在あるもの(まま)の姿、端的に言えば本質ということか、と勉強嫌いの団塊世代の吾輩の飼い主が独り言つ。この小さな喫茶店のことならこのページをご覧あれ。


広島県クラウドファンディング [観光応援]プロジェクト
公募の審査を経て、尾道市内15の企業・個人店舗の
互助をめざしたプロジェクトを立ち上げました。

公募期間は9月11日〜11月11日
リターンはご支援額の100%相当(送料込み)

#おのみち

#尾道

#しまなみ海道

#広島県


2020年9月11日金曜日

クラウドファンディング<路地ニャン公の『我等、尾道派』>プロジェクトが公開!

 


2020年9月11日の本日12時にクラウドファンディング<路地ニャン公の『我等、尾道派』プロジェクト>が公開されました。
メッセージが長文となっておりますが、最後までお目通しいただけれが、有り難いです。
このプロジェクトにご理解とご支援、あるいは情報をご友人など多くの方々に広めていただくことを願っています。その公開されたプロジェクトのページはこちらです。
またQRコードも掲載いたしますので宜しくお願い申し上げます。


#尾道
#おのみち
#しまなみ海道

2020年9月4日金曜日

路地ニャン公の『我等、尾道派』にどうかご支援ください!

 



広島県クラウドファンディング「観光応援」プロジェクトに路地ニャン公のスポンサー(株)ビサン ゼセッションが応募したプロジェクト、その名は<路地ニャン公の『我等、尾道派』にどうかご支援ください!>CAMPFIREの間もなく公開されるプロジェクトで本日紹介され、カウントダウンが始まりました。
このプロジェクトは、新型ウイルスの影響を受け、想定以上の苦境に立っているオーナー(発案者)である(株)ビサン ゼセッションが、同じくお困りの尾道市内の企業や個人経営の店舗など15社にご参加いただき、全国の皆さまにご支援をお願いするというものです。そして、ご支援のリターン(返礼品)は市内の宿泊ホテル、和洋飲食店とタクシーで使える『ご利用券』、そして各社の尾道もの産品で構成されており、送料込みで100%相当となっています。
ただひとつ気になるのは、このプロジェクトに事実に裏付けられたストーリー性を持たせるために、路地ニャン公の飼い主である吾輩こと私自身の尾道での30数年間の生き方を曝け出すことを覚悟しなければならなかった点です。読み方によっては、自慢話か自社宣伝と思われる方もあるかも知れませんが、それは私の文才のなさ故とお詫び申しあげましょう。正式な公開は、2020年9月11日12:00ですが、その内容をご覧いただきたい方はこのページでご覧になれます。できれば多くの皆さま方に知っていただきたい、このプロジェクト。拡散いただければ、私も路地ニャン公も大喜びです。


2020年9月3日木曜日

2020年度のコンフチュール『朝捥ぎいちじく』発売開始!


 

9月になったというのに、今年はまだまだ茹(う)だるような暑い日々が続いています。暦では、まもなく二十四節気の白露になるのだそうです。文字通りの露を結ぶ秋がそろそろ近づくということでしょうか。
尾道ブランドづくりの一環で作り始めたコンフィチュール『朝捥ぎいちじく』を今年も販売開始です。いちじくも今年ばかりは長引く雨とその後の記録的な暑さに見舞われ、どんなことになるのかと心配をしておりましたが、無事に出来ました。今年の目標製造本数は例年通りの600本あまり。皆さまのご注文をお待ちしています。どうぞ、尾道もの『いちじくコンフチュール』のご注文ページはこちらです。(*写真はしまなみ海道の因島・白滝山の山頂から因島大橋と向島を望んでいます。そして、今回だけはビジネス言葉でちょっぴりまじめです。)

2020年8月28日金曜日

瀬戸内海の島の空気と水で育まれる大輪・胡蝶蘭




瀬戸内海の島で咲く美しい胡蝶蘭

胡蝶蘭(コチョウラン)の学名「Phalaenopsis aphrodite」は、「蝶が舞うような」という意味の「Phalaenopsis」と、ギリシア神話の愛と美と豊穣の女神「アフロディーテ(Aphrodite)」に由来するそうだ。尾道の対岸の向島(むかいしま)にある洋ランセンターでは、純白とピンク色の大輪胡蝶蘭が一年中咲き誇っている。この花を栽培する株式会社オーキッド向島とその施設についてご案内したいと思う。もちろん、胡蝶蘭だけではなく、センターが過去に栽培していた様々な洋ランもお見せするので、このページをご覧あれ。

2020年8月26日水曜日

高見山の眺望



30度を超す気温の中でのCOVID-19感染防止のマスクはきつい。だが、これは感染を拡大させないために必要なものだ。しかし、自分の居る周辺の環境を判断しながら、マスクの脱着をするという臨機応変の対応も必要だ。こんな大変なときに、吾輩ができることは、何だろうかと考えた。いっときでもいいから、何かに心を奪われ、ホっと安らぎを覚えるものは...。
瀬戸内海の美しさは、イタリアのアマルフィからみる地中海より美しい。それは島々が点在する、いわゆる多島美の魅力もあるからだろう。春夏秋冬、この山の頂から眺める瀬戸内海ほど魅力ある風景は世界といえどもそんなにあるものではない。その美しい眺めをリモート体験いただくことにした。どうぞこのページをご覧あれ。

2020年8月16日日曜日

「猫に小判」の文化遺産

 

最近は猫のまち尾道になっているらしい。猫が居るところは安全なまちだと言われるが、安全なのは猫であって、棲んでる場所は人があまり多く住んではないが、餌だけは何とか猫びいきの人が配給するので生き延びている、という地域だ。その猫たちは野良猫という。山陽本線以南では路地の多い久保の新開あたり、あとは車が往かぬ千光寺山の斜面だろう。
昔は猫が棲んでいる場所は、人も住みやすい場所だと思っていたが、時代が変わり、自然が変わり、人も新たな日常生活様式に慣れないといけないことになった。そんな時代ではあるが、やはり生まれてから風景が変わらぬ「まち」には魅力がある。変わらない風景を維持する力がある「まち」は、ヨーロッパにはたくさんあって、どれも魅力的な「まち」だ。
日本では風景が変わらないことに劣等感をもつ「まち」や国民が殊の外多かった。高度経済成長期の日本では、消費文化にあこがれ、日本全国一律に東京に憧れをもつ「まち」や国民が多かったのだろう。今は、団塊の世代は70歳を越え、彼らの孫たちが若者となり、世の中を担うようなってきた。そんな若者にとって変わらぬ風景を維持してきた「まち」をみるとなぜか魅了されるらしい。そんなまちに尾道はなってほしいが、変わらむ風景をもち続けるためには知恵が必要だ。尾道はどうだろうか。由緒正しい猫である路地ニャン公は、飼い主の影響を受け、どんな味方をしているのやら。ちょっとこのページを覗いてみてくださいな。

2020年8月14日金曜日

御菓子司 菊寿堂は季節の和菓子 菊寿堂


尾道に今年で創業135年を迎える手作りの和菓子の老舗「菊寿堂」がある。平成22(2010)年に旧サイトに書き込み、未だ新サイトに掲載していなかった数多くの中の一つだった。ふと、それを思い出し、10年振りに加筆し、文章にそれぞれ簡単なタイトルを書き込み体裁を整えた。運良く、菊寿堂さんのFACEBOOKがあるのを知り、開いてみると和菓子の写真がいっぱい載っていたので、四代目の店主に連絡をとりコピーすることの了解をもらった。そんなわけで、吾輩の拙文はさておき、和菓子の写真を通常の2倍くらい掲載したので楽しめるのではないだろうか。それを見るには、このページをご覧くださいな。

2020年8月11日火曜日

「のぐちお好み焼店」

 

以前から載せていた「のぐちお好み焼店」を12年と10か月ぶりに加筆修正の上、表現をちょっとばかりリニューアルした。きっかけは、YOUTUBEにある自分の動画の中に、当時に撮った動画があるのを思い出したからだ。動画は5本あり、当時のデジカメで撮ったもので撮影時間は3分がマキシマム、画質は今のものと比べ相当落ちるが、1本目のものは、3.1万回の視聴となっており、ちょっと驚いた。塵も積もれば山となるか。
そんな動画も観られたいお方は、このページをお開きあれ

2020年8月10日月曜日

「尾道あかとら」のてんぷら調理法



2007年8月に尾道あかとらの調理場を覗き、動画を撮っていたことを思い出した。久々に YOUTUBEで吾輩が撮った自分の動画をみるとほとんどお蔵入りとなっていた。お蔵入りになぜなったか、ということは今は言及しないことにする。
兎にも角にも、これでは本当に「猫に小判」だ、と気づいた吾輩は、これから動画をどんどん公にしようと思っている。そんなわけでその第一号として「尾道あかとら」のご主人の天ぷらづくりの手さばきをご覧に入れることにした。ご興味ある方々は、こちらのページを覗いてくださいな。

2020年8月4日火曜日

ピアニスト・イリーナ メジューエワ


イリーナ・メジューエワは20075月から3年がかりでベートーヴェンのピアノソナタ全曲をチャレンジした。その演奏は五集にわたりCD(2枚組み)発売され、すべてがレコード芸術の特選という快挙を成し遂げた。そして10年後、ベートーヴェン生誕250年にあたる2020年の今年、再び彼女はベートーヴェンのピアノソナタ全曲に再チャレンジすることになっていた。ところが、残念なことにその計画がCOVID-19によって大幅な変更を余儀なくされた。ふたたびチャレンジするピアノソナタ全曲演奏という途方もない高みに登り、どんな風景が見えたのか、彼女に尋ねてみたいと思っていたのだが.... 練り上げた一年がかりの計画を実行しようとしていた矢先の公演中止は、さぞかし大きな落胆とストレスとなったことだろう。そんなことを考えているところへ、彼女のご主人である明比さんからの以下のような 朗報が舞い込んできた。

2020年8月2日日曜日

10年前に撮った「いのうえお好み焼き」の動画


10年前に撮った動画「いのうえお好み焼き」には、COVID-19で新しい生活様式を求める2020年の世界とは真逆な密なる人々の生活様式が展開されていた。
願わくば、1年先には、再び尾道的な密なる生活様式が戻ってくることを願うばかりだ。
そんな遠い過去かと錯覚するような10年前のお好み焼き店の日常風景を垣間見るには、このページをご覧あれ。

2020年8月1日土曜日

京都洛北の正伝(禅)寺の鶯


三年ぶりに正伝(禅)寺の静寂の中で、美しくさえずる鶯の鳴き声を皆さんでリモート体験できるようにした。これは吾輩の主人のたっての願いだった。当時の吾輩は主人が撮影した動画をどのようにYOUTUBEにあげて、WEB SITEに上げるのかチンプンカンプンで吾輩はほったらかしにしていたのだが、家に篭ることが多い昨今の皆さま状況を考え、頑張ってみた。
デビッド・ボウイが、どの季節にここを訪れたのか吾輩は知らないが、吾輩の主人は三年前の6月にこの寺を訪ね、幸運にも鶯の鳴き声に誘われた奥深い静寂の中で、きっと至福のときを過ごしたに違いない。さあ、皆さんでこのページでそのリモート体験をしてみてはいかが

2020年7月31日金曜日

小さな庭の六月の花たち


中国武漢で新型コロナウイルス(COVID-19)が発生したというニュースを耳にして、暦ではもう7ケ月くらいが過ぎてしまったらしい。まるで時間という存在が別の世界に姿を隠し、薄っぺらの今だけが吾輩と共にあり、吾脳細胞は思考停止状態にあるようだ。
吾輩の額より少しばかり広いけれど、小さな庭に咲いていた筈の5月の花たちはとっくの昔に姿を消し、6月の美しい花たちも紹介するという約束を7月の終わりになって、何とか果たそうと悪戦苦闘だ。そんなわけで、WEB SITEは7月30日には公開できたのだが、SNSに流すエネルギーは少々不足という判定が吾が脳細胞が発したので、快く従い眠りについた。一夜明けてやるべきことをやり、終わったみると太陽はとっくに沈んでいた。7月中には皆さんの前にお披露目しなくてはと、やっとこの時間(7月31日午後9時過ぎ)になって頑張っている。
前置きがいつもの如く長くなったが、その6月に咲き誇った美しい花たちはこのページで皆さまをお待ちしていますぞ。

JTB総合提携店(JTB代理業)株式会社ビサン ゼセッション8月の臨時休業と営業日のご案内


新型コロナウイルス(COVID-19)の影響を受け、弊社も未曾有のリスクに晒されております。そのため、会社の持続を可能とするあらゆる手立てを模索する毎日ではありますが、一つの方法として、今年の3月以降から現在まで営業日を大幅に減らし、実質休業状態が続いております。
このたび、国のG0 TOトラベル キャンペーンが7月22日に開始されて以降、残念ながら全国的にCOVID-19感染拡大の傾向にあります。
弊社では、引き続き8月も基本的に週3日(月、水、金)の営業を行います。そのため、店舗内のウイルス対策として、さらにお客様にご安心してご来店いただけるよう、新たにプラズマクラスター付き空気清浄機も設置いたしました。その状況と、8月のスケジュールにつきましては、このページをご覧ください。

2020年7月23日木曜日

京都洛北の正伝(禅)寺


今から三年前、二つの目的で京都を訪れた。ひとつは、素敵なピアニストのイリーナ・メジューエワのリサイタル、もう一つは洛北の地にある正伝寺(正伝禅寺ともいう)を訪れることだった。この寺は、デビッド・ボウイが涙した寺だという。この寺の素晴らしさも言葉では伝えられるものではない。6月の鶯の澄み渡る鳴き声は、ちゃんと収録しているので、いずれ皆さんにもお聴かせするつもりだ。
この寺をご紹介できるページはここです。

2020年7月11日土曜日

JTB総合提携店ビサン ぜセッションの臨時休業日と営業日ご案内


新型コロナウイルス(COVID-19)の影響を受け、観光関連企業は大変なダメージを受けていることはご周知のこと。JTB代理業の(株)ビサン ゼセッションも未曾有のリスクに晒されております。そのため、会社の持続を可能とするあらゆる手立てを模索する毎日ではありますが、一つの方法として、今年の3月以降から現在まで営業日を大幅に減らし、実質休業状態が続いておりました。
このたび、国のGo toキャンペーンが7月22日より開始されるとのことで、弊社は7月20日より7月31日の間(土日の定休日、祝日を除く)、試験的に平日を営業日にいたします。
8月以降のスケジュールは現在のところ未定ではありますが、店舗内のウイルス対策は十分に行っております。その状況と、7月のスケジュールにつきましては、このページをご覧ください。

2020年7月7日火曜日

天狗寿司


明治10年ごろ大阪の三九橋筋で開業した「天狗ずし」が、尾道の浮御堂小路角に引越してきたのが明治23(1890)年という。以来、焼き穴子、桂馬の厚焼きたまご、しいたけに、それぞれ小海老のおぼろ(*)で彩られた六切れの品良く飾られる箱寿司、そして尾道独特のあけ貝(あさりのむき身)と桂馬の厚焼きたまご、しいたけ、かんぴょう、穴子、おぼろ、三葉の7種類の具が入った太巻きの巻寿司の味は、四代目となって今年で50年目を迎える宮地信喜さんから五代目の息子さん宮地 準さんに受け継がれている。
そんな天狗寿司が尾道町で明治時代から引継がれてきた箱寿司・巻寿司の老舗になったのには、それなりの理由(わけ)があるはずだ。それを知るにはこのページをご覧んあれ

2020年7月6日月曜日

3台のピアノの尾道物語


Googleで「3台のピアノ」と入力して検索すると、モーツァルトやバッハの「3台のピアノのための協奏曲」が出てくる。そんな高尚なものは吾輩にとって文字通り「猫に小判」というもの。吾輩が書き込んだ「3台のピアノ」とは、彼らがどのようにして尾道に定住したかという尾道物語なのだ。
歴史ある都市や町では、さまざまな興味ある物件に遭遇することがある。例えば、どこにでもあるピアノではあるけれど、そんじょそこらにはないピアノもあるのだ。そんなピアノが吾輩の知るところでは、尾道に3台もある。<br />
1台は1899年(明治32年)製スタインウエイ&サン社のもので、1台は1906年(明治39年)製のベヒシュタイン社のもの、そして最後は1950年(昭和25年)製のディアパ-ソン社のものだ。3台のピアノの年齢を合計すると305歳。平均101歳を越している。
そんなピアノたちと尾道との関わりについて詳しい情報を掲載しているページはここですゾ。

2020年7月4日土曜日

尾道・持光寺のにぎり仏


尾道七佛めぐりの一つ、浄土宗 持光寺(平安時代に天台宗の寺として草創された)には国宝・絹本着色「普賢延命像」(1153)や江戸時代の女流画家・平田玉蘊(ぎょくおん)の墓があることで知られているが、もうひとつ有名なのが「にぎり仏」だ。
松岡昭禮(まつおかしょうれい)ご住職は、大の陶芸ファン。あるとき、ご住職が土に向かい作陶中、手に残った粘土が仏さまのお顔に見えた。これは一塊の土の中にも仏が宿っておられる証と思われ、寺内の「お庭窯」で焼かれたのが「にぎり仏」の始まりという。

2020年7月3日金曜日

尾道の日常遺産・久保小学校校舎解体の危惧


久保小学校は、明治6年(1873)に土堂町の天寧寺に置かれた小学温柔舎を起源にもつ。後に尾道尋常小学校となり、明治30年(1897)に現在の場所に校舎を新築移転する。その時の校舎は木造二階建ての建物だった。大正9年(1920)には久保尋常高等小学校と改称し、昭和8年に現在残る鉄筋コンクリート造の校舎を完成させている。当時の在校生の想い出によると、完成した当時は広島県一の校舎として評判だったという。
また、この久保小学校には、知られざるもう一つの尾道の日常遺産スタインウェイ・ピアノ(1899年製/明治32年)があることを知る人は少ない。全国的にみれば希少価値のあるピアノであが、尾道市では日常遺産とさえ認識されない、これこそ「猫に小判」の典型的な事例である。
久保小学校とスタインウェイ・ピアノ、二つの日常遺産が詳しく判るのはこのページだ

2020年7月2日木曜日

尾道の日常遺産・土堂小学校校舎解体の危惧


広島大学大学院工学研究院院工学研究科 助教 水田 丞の論文「尾道市立久保小学校・土堂小学校校舎について」(2020年3月5日)によると、「尾道市立久保小学校、土堂小学校の校舎は尾道の歴史文化を示す遺産、戦前の鉄筋コンクリート造小学校校舎の好例、そして地方都市の近代建築として、価値の高い建物といえる。」また「尾道市の中心部にあって現役の久保小学校、土堂小学校の校舎は全国的にみても貴重な存在である。」と指摘する。
尾道市は久保小学校と土堂小学校など三校を老朽化と土砂災害の危険性という理由から、この二つの建築物が解体される可能性が現実味を帯びている。しかし、老朽化と危険性という二つの理由は解決される問題であることがわかっているという。そして全国的には、廃校となった戦前の鉄筋コンクリート造校舎を別の用途に転用し、地域活性の起爆剤や文化発信の中心として再生した事例も多い。京都市国際マンガミュージアムは昭和4年(1929)に建築された旧龍池小学校校舎を再生した建物であり、京都芸術センターは、旧明倫小学校校舎(昭和6年建築)を再生したもの。神戸市にある北野工房のまちは、旧北野小学校校舎(昭和6年建築)を再生したものである。歴史都市・尾道の歴史遺産がまた消えていくのだろうか。
土堂小学校に関する水田 丞助教の一部の論文は、このページに載せてありますゾ

2020年6月28日日曜日

路地ニャン公のWEB SITEに、ある仕掛けが!


路地ニャン公のおのみちホッと情報のWEB SITEのトップページには、ある仕掛けがあることをお気付きの方は少ないのではないだろうか。大したことではないのだが、そろそろお披露目をしても良い時期かと……。

(1)弊社がJTB総合提携店(JTB代理業)であるため、画像中央のJTBロゴマークを単に載せているということではない。このマークをクリックすると、当然ながらJTBWEB SITEの尾道や鞆の浦、しまなみ海道沿線の宿泊施設の予約ページが最初に出てくるだけでなく、全国各地の宿泊予約が即座にできるということ。これにお気付きの方は、結構おられるのではないだろうか。

(2)次の仕掛けは、パソコンで路地ニャンHPを見ておられる方に限り、トップ画像の背景には黒白茶のまだら猫が映っているのが見えるはず。この猫、歩きたいが足が地に着いて動けずカラダだけがピクピク動いている、何だか変だなとお思いの筈。実はあることをすれば、ちゃんと歩き出し、その後、尾道町の昼の歓楽街・新開をスタート地点とし、吾輩が2019年の夏炎天下、腰に給水用の魔法瓶をぶら下げて、迷宮の尾道町に住む吾が猫族を訪ねて、路地や坂道を45時間さまよい歩き、撮影した涙ぐましい動画のほんの一部を編集し、鑑賞いただけるようになっている。それにはあることをしなければ観れないのだ。そのあることとは、トップ画面の半円の矢印に解決の鍵がある、としておきましょう。但し、動画15分か20分の覚悟が要りますゾ。

その路地ニャン公のおのみちホッと情報のトップページとはこれだ

尾道ラーメンの起源



ラーメンに個人情報保護法が適用されるとは思えないので、あえて吾輩・路地ニャン公が探偵となり入手した、「尾道ラーメン」の生い立ちにまつわる情報を公開しようと思う。
そもそも尾道で「支那そば」あるいは「中華そば」屋が誕生したのが1920年頃だといわれているが、定かではない。
現在もなお二代目が経営する老舗の中華そば屋は、終戦後の1940年代から50年代に開業したこと明確である。そのなかで全国的な知名度を得たのが「朱華園」で、食通で知られた作家の檀一雄(娘は檀ふみ)が、雑誌「旅」に寄稿した文章で、その人気度は推測できる。これはご当地ラーメンブーム到来以前の話だ。
そして、「尾道ラーメン」というその名付け親が誰か、その名を使用し全国的に広めた会社はどこか、など。「尾道ラーメン」談義はこのページでお読みいただける。

2020年6月24日水曜日

暁・舶来居酒屋


尾道は一週遅れのトップランナーになれると思っていたが、それも危うくなったと思っている。尾道町は、明治から昭和の時代にかけての代表的な建築物がどんどん消し去られていく。いまでは、非日常的な「尾道の日常」がどんどん失われ、全国的には文化遺産が、尾道では日常遺産とも認識されないまま、その存在が消されて行く。もはや、昭和の時代の重要な近代建築物は絶滅危惧種から絶滅というカテゴリーに書き込まれることが現実問題となったようだ。その現実を、改めて『暁・舶来居酒屋』を通して、コメントと写真を加えながら再考してみた。そのページはこれだ

2020年6月20日土曜日

夜の街・新開に聳える木製の電信柱


写真は、2007年4月15日まで尾道の歓楽街「新開」のど真ん中に聳え立っていた17mもある木製の巨大電信柱の一部だが、今は同一規格のコンクリート製電柱が愛想もなく立っている。路地ニャン公の旧WEBSITEに書き込まれていたこの記事を思い出し、再びこのNEW WEBSITEに復活させた。
改めて読み返して見たが、やはり尾道は先人たちが積み重ねてきた深みと厚みのある日常風景、その中で昭和の時代を構成した得難い建築物やパーツを惜しげも無くどんどん捨て去ろうとしている。その結果、尾道が特徴のない薄っぺらな風景のまちにどんどん変貌していることに気付くのだ。これが吾輩の取り越し苦労であれば良いのだが。一つの事例として上げられる、昭和の時代の日常にあったパーツをご覧いただけるのはこのページです。

2020年6月19日金曜日

薩谷和夫(映画美術監督)が描いた「尾道風景お便りセット」


フリーの美術監督としてスタートした薩谷和夫(1935-1993)さんが、初めて手がけた映画の第1作目が大林映画「転校生」だった。以後、尾道三部作をはじめ、大林宣彦映画監督との仕事が90%を占めた。彼は、尾道市民以上に尾道町の隅々を熟知されていて、まちの魅力を心の底から理解していた人だった。薩谷さんの描いたスケッチ画からは、尾道への愛情が溢れ出てくる。
このたび、以前書き込んでいたエントリー名「尾道風景お便りセット」の内容を若干加筆修正し、薩谷和夫さんが絵ハガキ用に描いてくださった12枚のすべてをご覧いただけるようにアップした、そのページがこれです。

2020年6月14日日曜日

尾道の廃墟ガーデン



尾道町には緑の公園は芝生ばかりで、尾道三山を別にして、心を動かす感動的なものといえば、神社仏閣の大楠か銀杏の木ぐらいのものか。しかし、楠や銀杏の木は、ときとして樹形のことも考えないでバッサリ太い枝を切り落とされる光景をよく見てきて、心を痛めていた。残念ながら、貧すれば鈍するで、美意識よりも都市力の低下による経済効率優先主義が横行しているのだろう。
そんなご時世ではあるが、この「尾道の廃墟ガーデン」だけは、いろんなご意見があるやも知れぬが今も健在で、春夏秋冬、十数年という長きにわたり、吾輩の飼い主の心をときめかしているようだ。その14年間の観察をまとめたページがこれです。

2020年6月11日木曜日

小さな庭の五月の花たち



最近、飼い主の口数が少なくなった、と心配した吾輩路地ニャン公は秘伝の術を使い、飼い主の脳細胞の中に分け入ってみた。その中は、自然災害の脅威、新型コロナウイルス、危機に直面した政治家リーダーたちの能力不足、人類の先行き不安、その他不満鬱憤、混沌とした世界が広がっていたが、そこは吾輩の飼い主のこと、「吾唯知足」という禅の世界への憧れも並存していて、どうやら自らの心を安寧の世界におき、「無事澄然」の境地を求めて長旅を始めようとしているように見えた。『その先に見えるのは日常というありふれた日々であった.......。』と、訳の分からぬ現実と夢の間を行ったり来たりしていたら、吾輩は目が覚めたらしい。こういうときは、庭に出て大きな欠伸をしながらグ〜ンと背伸びして花でも愛でよう。実際のところ、猫である吾輩が秘伝の術を知る由も無い。小さな庭の五月の花はこのページに載っていますゾ。

2020年5月31日日曜日

世界の視点から見た日本国の政治行政の危うさ


美辞麗句ばかり語り嘘をつく政治のリーダーたち、それとは真逆に、私利私欲なく世界に貢献した日本人も数多い。最近では紛争と貧困の国アフガニスタンで、身を挺して人道支援活動を行いながら兇弾に倒れた医師の中村哲(なかむら てつ1946-2019)、日本人初の国連難民高等弁務官などを歴任し、国際舞台で活躍された国際政治学者の緒方貞子(1927-2019)、彼らの行動と語る言葉は信頼に値する。
2020529NHKWEB特集 「危機対応で政治行政に問われるものは 国連 中満事務次長に聞く」を目にした。緒方貞子に学び、国連本部の事務総長、副事務総長に次ぐ事務次長ポストで軍縮担当上級代表として活躍している中満 泉(なかみつ いずみ1963 - )、その彼女がインタビューに応えて語る内容には、主権在民である一人の国民として耳を傾けるべきだろう。私たちは新型コロナウイルス後には、自律した「NO」といえる日本人でありたいものだ。中満 泉さんが語った内容は、このページでご覧ください。

2020年5月24日日曜日

スウェーデンから届いた便り

マリア・フォシュストローム

WEB SITE「北欧からコンニチワ(https://ameblo.jp/kattsingen/)」の里子ベルエル(Satoko Berger)さんは、スウェーデン在住36年で、中世、ルネサンス、バロックの舞踏が趣味。彼女は大の尾道ファンで来訪歴は数え切れない。ご主人のスヴェン ベルエル( Berger /音楽家)さんは、元イェテボリ大学の教授で古楽のパイオニア。お二人で古楽中心のCD製作会社 MUSICA REDIVIVA を経営されている。
また彼女から数年にわたり、スウェーデンの優れた音楽家たちを日本各地や吾輩の住む尾道にご紹介いただいた。その音楽家の中でも、尾道に数回にわたりお越しいただいたマリア・フォシュストローム(コントラ アルト)アンドレアス・エードルンド(鍵盤楽器奏者)のお二人が、今回バッハのマタイ受難曲からコロナヴァーションを演奏されたので、そのYOUTUBEをご紹介くださった。

2020年5月12日火曜日

尾道最古の画廊喫茶「孔雀荘」



尾道の昭和の代表的な近代建築のほとんどが尾道市所有のものだったが、そのほとんどが壊されてしまう運命にある。その理由は近代建築物の文化的価値の将来的な重要性を理解せず、スクラップ&ビルドという過ぎ去ったバブル期の価値観を未だに信奉するところにあるようだ。
そんな中、歴史を生かしながら後世に伝えていこうとしている心ある尾道市民も居る。尾道最古の画廊カフェ「孔雀荘」の後継者がなく閉店せざるを得なくなったという話を聞きつけ、1996年に広島から尾道に移住してきた一人の女性によって、その建物と精神が今も脈々と引き継がれている。
この「孔雀荘」を拝見できるのがこのページです。