2020年7月4日土曜日

尾道・持光寺のにぎり仏


尾道七佛めぐりの一つ、浄土宗 持光寺(平安時代に天台宗の寺として草創された)には国宝・絹本着色「普賢延命像」(1153)や江戸時代の女流画家・平田玉蘊(ぎょくおん)の墓があることで知られているが、もうひとつ有名なのが「にぎり仏」だ。
松岡昭禮(まつおかしょうれい)ご住職は、大の陶芸ファン。あるとき、ご住職が土に向かい作陶中、手に残った粘土が仏さまのお顔に見えた。これは一塊の土の中にも仏が宿っておられる証と思われ、寺内の「お庭窯」で焼かれたのが「にぎり仏」の始まりという。

0 件のコメント:

コメントを投稿