2020年5月31日日曜日

世界の視点から見た日本国の政治行政の危うさ


美辞麗句ばかり語り嘘をつく政治のリーダーたち、それとは真逆に、私利私欲なく世界に貢献した日本人も数多い。最近では紛争と貧困の国アフガニスタンで、身を挺して人道支援活動を行いながら兇弾に倒れた医師の中村哲(なかむら てつ1946-2019)、日本人初の国連難民高等弁務官などを歴任し、国際舞台で活躍された国際政治学者の緒方貞子(1927-2019)、彼らの行動と語る言葉は信頼に値する。
2020529NHKWEB特集 「危機対応で政治行政に問われるものは 国連 中満事務次長に聞く」を目にした。緒方貞子に学び、国連本部の事務総長、副事務総長に次ぐ事務次長ポストで軍縮担当上級代表として活躍している中満 泉(なかみつ いずみ1963 - )、その彼女がインタビューに応えて語る内容には、主権在民である一人の国民として耳を傾けるべきだろう。私たちは新型コロナウイルス後には、自律した「NO」といえる日本人でありたいものだ。中満 泉さんが語った内容は、このページでご覧ください。

2020年5月24日日曜日

スウェーデンから届いた便り

マリア・フォシュストローム

WEB SITE「北欧からコンニチワ(https://ameblo.jp/kattsingen/)」の里子ベルエル(Satoko Berger)さんは、スウェーデン在住36年で、中世、ルネサンス、バロックの舞踏が趣味。彼女は大の尾道ファンで来訪歴は数え切れない。ご主人のスヴェン ベルエル( Berger /音楽家)さんは、元イェテボリ大学の教授で古楽のパイオニア。お二人で古楽中心のCD製作会社 MUSICA REDIVIVA を経営されている。
また彼女から数年にわたり、スウェーデンの優れた音楽家たちを日本各地や吾輩の住む尾道にご紹介いただいた。その音楽家の中でも、尾道に数回にわたりお越しいただいたマリア・フォシュストローム(コントラ アルト)アンドレアス・エードルンド(鍵盤楽器奏者)のお二人が、今回バッハのマタイ受難曲からコロナヴァーションを演奏されたので、そのYOUTUBEをご紹介くださった。

2020年5月12日火曜日

尾道最古の画廊喫茶「孔雀荘」



尾道の昭和の代表的な近代建築のほとんどが尾道市所有のものだったが、そのほとんどが壊されてしまう運命にある。その理由は近代建築物の文化的価値の将来的な重要性を理解せず、スクラップ&ビルドという過ぎ去ったバブル期の価値観を未だに信奉するところにあるようだ。
そんな中、歴史を生かしながら後世に伝えていこうとしている心ある尾道市民も居る。尾道最古の画廊カフェ「孔雀荘」の後継者がなく閉店せざるを得なくなったという話を聞きつけ、1996年に広島から尾道に移住してきた一人の女性によって、その建物と精神が今も脈々と引き継がれている。
この「孔雀荘」を拝見できるのがこのページです。




2020年5月8日金曜日

小さな庭の四月の花たち



自然界では何事もなく季節はめぐっている。庭に美しく咲く花たちに毎日のように顔を合わせ「きれいだねぇ」と思っていると、吾が飼い主は心豊かになるという。なぜだろうか。
ハグをすると「オキシトシン」というホルモンが分泌される。オキシトシンはスウェーデンのほとんどの国民が知っているもの。それはオキシトシンタッチケアという、10分あまり肌(手や背中など身体)に直接他者の手を当てる「触れるケア」を数日間続けてもらうことで、脳内に幸せホルモン「オキシトシン」が分泌され、ストレスホルモンを抑制し痛みの緩和、認知症の人の乱暴な言動が減るなどの効果があるというもの。これは広島在住の脳外科医だったYさんが30年余り前に作った造語を赤瀬川原平さんが広めた「脳内リゾート」に通じるものだね。

2020年5月5日火曜日

尾道の路地をバーチャル散歩しよう!!


2020年4月7日、新型コロナウイルス感染拡大により日本の「非常事態宣言」が発出され1ヶ月経過した。しかし「接触機会の8割削減」の実現にいたらず、さらに概ね5月31日まで延長された。頼りない日本国民の一人である吾輩の飼い主は、何かお役に立つことはないかと考えていたようだが、何も思いつかぬまま今も日々を過ごしている。