2020年8月28日金曜日

瀬戸内海の島の空気と水で育まれる大輪・胡蝶蘭




瀬戸内海の島で咲く美しい胡蝶蘭

胡蝶蘭(コチョウラン)の学名「Phalaenopsis aphrodite」は、「蝶が舞うような」という意味の「Phalaenopsis」と、ギリシア神話の愛と美と豊穣の女神「アフロディーテ(Aphrodite)」に由来するそうだ。尾道の対岸の向島(むかいしま)にある洋ランセンターでは、純白とピンク色の大輪胡蝶蘭が一年中咲き誇っている。この花を栽培する株式会社オーキッド向島とその施設についてご案内したいと思う。もちろん、胡蝶蘭だけではなく、センターが過去に栽培していた様々な洋ランもお見せするので、このページをご覧あれ。

2020年8月26日水曜日

高見山の眺望



30度を超す気温の中でのCOVID-19感染防止のマスクはきつい。だが、これは感染を拡大させないために必要なものだ。しかし、自分の居る周辺の環境を判断しながら、マスクの脱着をするという臨機応変の対応も必要だ。こんな大変なときに、吾輩ができることは、何だろうかと考えた。いっときでもいいから、何かに心を奪われ、ホっと安らぎを覚えるものは...。
瀬戸内海の美しさは、イタリアのアマルフィからみる地中海より美しい。それは島々が点在する、いわゆる多島美の魅力もあるからだろう。春夏秋冬、この山の頂から眺める瀬戸内海ほど魅力ある風景は世界といえどもそんなにあるものではない。その美しい眺めをリモート体験いただくことにした。どうぞこのページをご覧あれ。

2020年8月16日日曜日

「猫に小判」の文化遺産

 

最近は猫のまち尾道になっているらしい。猫が居るところは安全なまちだと言われるが、安全なのは猫であって、棲んでる場所は人があまり多く住んではないが、餌だけは何とか猫びいきの人が配給するので生き延びている、という地域だ。その猫たちは野良猫という。山陽本線以南では路地の多い久保の新開あたり、あとは車が往かぬ千光寺山の斜面だろう。
昔は猫が棲んでいる場所は、人も住みやすい場所だと思っていたが、時代が変わり、自然が変わり、人も新たな日常生活様式に慣れないといけないことになった。そんな時代ではあるが、やはり生まれてから風景が変わらぬ「まち」には魅力がある。変わらない風景を維持する力がある「まち」は、ヨーロッパにはたくさんあって、どれも魅力的な「まち」だ。
日本では風景が変わらないことに劣等感をもつ「まち」や国民が殊の外多かった。高度経済成長期の日本では、消費文化にあこがれ、日本全国一律に東京に憧れをもつ「まち」や国民が多かったのだろう。今は、団塊の世代は70歳を越え、彼らの孫たちが若者となり、世の中を担うようなってきた。そんな若者にとって変わらぬ風景を維持してきた「まち」をみるとなぜか魅了されるらしい。そんなまちに尾道はなってほしいが、変わらむ風景をもち続けるためには知恵が必要だ。尾道はどうだろうか。由緒正しい猫である路地ニャン公は、飼い主の影響を受け、どんな味方をしているのやら。ちょっとこのページを覗いてみてくださいな。

2020年8月14日金曜日

御菓子司 菊寿堂は季節の和菓子 菊寿堂


尾道に今年で創業135年を迎える手作りの和菓子の老舗「菊寿堂」がある。平成22(2010)年に旧サイトに書き込み、未だ新サイトに掲載していなかった数多くの中の一つだった。ふと、それを思い出し、10年振りに加筆し、文章にそれぞれ簡単なタイトルを書き込み体裁を整えた。運良く、菊寿堂さんのFACEBOOKがあるのを知り、開いてみると和菓子の写真がいっぱい載っていたので、四代目の店主に連絡をとりコピーすることの了解をもらった。そんなわけで、吾輩の拙文はさておき、和菓子の写真を通常の2倍くらい掲載したので楽しめるのではないだろうか。それを見るには、このページをご覧くださいな。

2020年8月11日火曜日

「のぐちお好み焼店」

 

以前から載せていた「のぐちお好み焼店」を12年と10か月ぶりに加筆修正の上、表現をちょっとばかりリニューアルした。きっかけは、YOUTUBEにある自分の動画の中に、当時に撮った動画があるのを思い出したからだ。動画は5本あり、当時のデジカメで撮ったもので撮影時間は3分がマキシマム、画質は今のものと比べ相当落ちるが、1本目のものは、3.1万回の視聴となっており、ちょっと驚いた。塵も積もれば山となるか。
そんな動画も観られたいお方は、このページをお開きあれ

2020年8月10日月曜日

「尾道あかとら」のてんぷら調理法



2007年8月に尾道あかとらの調理場を覗き、動画を撮っていたことを思い出した。久々に YOUTUBEで吾輩が撮った自分の動画をみるとほとんどお蔵入りとなっていた。お蔵入りになぜなったか、ということは今は言及しないことにする。
兎にも角にも、これでは本当に「猫に小判」だ、と気づいた吾輩は、これから動画をどんどん公にしようと思っている。そんなわけでその第一号として「尾道あかとら」のご主人の天ぷらづくりの手さばきをご覧に入れることにした。ご興味ある方々は、こちらのページを覗いてくださいな。

2020年8月4日火曜日

ピアニスト・イリーナ メジューエワ


イリーナ・メジューエワは20075月から3年がかりでベートーヴェンのピアノソナタ全曲をチャレンジした。その演奏は五集にわたりCD(2枚組み)発売され、すべてがレコード芸術の特選という快挙を成し遂げた。そして10年後、ベートーヴェン生誕250年にあたる2020年の今年、再び彼女はベートーヴェンのピアノソナタ全曲に再チャレンジすることになっていた。ところが、残念なことにその計画がCOVID-19によって大幅な変更を余儀なくされた。ふたたびチャレンジするピアノソナタ全曲演奏という途方もない高みに登り、どんな風景が見えたのか、彼女に尋ねてみたいと思っていたのだが.... 練り上げた一年がかりの計画を実行しようとしていた矢先の公演中止は、さぞかし大きな落胆とストレスとなったことだろう。そんなことを考えているところへ、彼女のご主人である明比さんからの以下のような 朗報が舞い込んできた。

2020年8月2日日曜日

10年前に撮った「いのうえお好み焼き」の動画


10年前に撮った動画「いのうえお好み焼き」には、COVID-19で新しい生活様式を求める2020年の世界とは真逆な密なる人々の生活様式が展開されていた。
願わくば、1年先には、再び尾道的な密なる生活様式が戻ってくることを願うばかりだ。
そんな遠い過去かと錯覚するような10年前のお好み焼き店の日常風景を垣間見るには、このページをご覧あれ。

2020年8月1日土曜日

京都洛北の正伝(禅)寺の鶯


三年ぶりに正伝(禅)寺の静寂の中で、美しくさえずる鶯の鳴き声を皆さんでリモート体験できるようにした。これは吾輩の主人のたっての願いだった。当時の吾輩は主人が撮影した動画をどのようにYOUTUBEにあげて、WEB SITEに上げるのかチンプンカンプンで吾輩はほったらかしにしていたのだが、家に篭ることが多い昨今の皆さま状況を考え、頑張ってみた。
デビッド・ボウイが、どの季節にここを訪れたのか吾輩は知らないが、吾輩の主人は三年前の6月にこの寺を訪ね、幸運にも鶯の鳴き声に誘われた奥深い静寂の中で、きっと至福のときを過ごしたに違いない。さあ、皆さんでこのページでそのリモート体験をしてみてはいかが