最近、飼い主の口数が少なくなった、と心配した吾輩路地ニャン公は秘伝の術を使い、飼い主の脳細胞の中に分け入ってみた。その中は、自然災害の脅威、新型コロナウイルス、危機に直面した政治家リーダーたちの能力不足、人類の先行き不安、その他不満鬱憤、混沌とした世界が広がっていたが、そこは吾輩の飼い主のこと、「吾唯知足」という禅の世界への憧れも並存していて、どうやら自らの心を安寧の世界におき、「無事澄然」の境地を求めて長旅を始めようとしているように見えた。『その先に見えるのは日常というありふれた日々であった.......。』と、訳の分からぬ現実と夢の間を行ったり来たりしていたら、吾輩は目が覚めたらしい。こういうときは、庭に出て大きな欠伸をしながらグ〜ンと背伸びして花でも愛でよう。実際のところ、猫である吾輩が秘伝の術を知る由も無い。小さな庭の五月の花は
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